群馬県商工会連合会

支援背景・内容

　牧野酒造株式会社は、元禄3年（1690年）に創業した333年の歴史を有し、群馬県内で現存する中では最も古く高崎市内で唯一の酒蔵です。特に代表銘柄である「大盃」は、榛名山の伏流水を用いた柔らかい酒質が特徴であり、関東信越国税局酒類鑑評会の純米酒の部において2年連続で最優秀賞（首席一位）を受賞しました。
　近年は、海外で日本のウイスキーがブームとなっており、国内でもハイボールをビールの代わりに消費するニーズが増えてきています。ウイスキー作りには、日本酒と同様に良質な水資源が品質に大きく影響を与えるだけでなく、蒸留やヴィンテージを行うためにも標高が高く気温が低い場所で、かつ乾燥している土地が望まれます。この製造条件に合致しているのが、牧野酒造の所在する高崎市倉渕地区です。
　そこで牧野酒造では事業再構築補助金を活用し、新分野であるウイスキーの製造にチャレンジ。広域支援センターでは販売計画・収益計画の作成支援を行いました。その結果無事採択となり、現在試作に取り組んでいます。
　販売が開始になりましたら再度周知させていただきますので、その際は是非ご賞味ください。