群馬県商工会連合会

支援背景・内容

同社は1997年に創業。当初は「おみやげロッキー」という店名で土産品販売店として営業し、その後、店名はそのままで11月～４月はスキー・スノーボードのレンタルを開始。その他の期間はアウトドア業者に店舗を貸し出している。しかし、スキー人口の減少に伴い、レンタル業は右肩下がりとなってしまった。
そこで、商工会の支援による補助事業で看板を「レンタルロッキー」に変更。関越道水上I.C.の目の前という立地条件の良さもあり、新規顧客獲得につながった。さらに、専門家派遣によりホームページを開設。補助事業でオンライン予約システムも導入した。それまで電話やFAXでの予約受付は行っていたが、新たにオンライン予約を導入したところ想定以上の反響があった。スマホを使う若い世代には特に好評で、近隣では同店しか取り組んでいないことも強みとなった。
その他、店舗内の改装、乾燥室の設置なども補助事業で行い、広い店内と質の高いサービスで顧客満足度の向上を図り、コロナ禍でも売上の減少を最小限にとどめることができた。今後は、ネームバリューのあるブランド商品の導入と、レンタル品の回転率を上げるための設備の導入を目指している。